鈴木良太

2020年8月18日2 分

僕が襲う側になるなんて!!

困った。

僕はこう見えても(?)、年上好きのおじさん好き。

恥ずかしながら、年上の方に甘えたいという願望もある。

先日、珍しくこっち系の年上の方とお会いした。

メッセージのやり取りをしていて、時間が合うなら会いましょう、という軽いやり取りでホントに時間が空いていたため、会うことになった。

会ってお話だけで終わることの方が多い。

僕はお話だけでも楽しいからだ。

でも、今回は驚いた。

ダンディーでカッコイイおじさんだったからだ。

僕はヤバいっと思ってしまった。

嬉しいけど、僕に興味があるのかわからない。

会ってから、すぐにそのおじさんの家に行った。

これはそういう雰囲気だ。

僕はそういうことをやる気がない場合、家にはお邪魔しないようにしている。

お邪魔しちゃった。

ドキドキ。

こんなこと久しぶりだ。

どうしよう。

僕に気を遣ってくれてか、たくさんお話をしてくれた。

夜中になったので、寝ることになった。

とうとう始まる。

お布団を引いてくれて、隣に寝ることに。

ドキドキ。

「おやすみなさい。」

電気が消えて、真っ暗に。

ああ。

僕はこのおじさんに襲われるんだろうな。

早く、来てください。

数分経っても、何も起きない。

えっ。僕に興味がない!?

焦った僕は、起き上がり、その人に問いかけた。

「(かなり挙動不審に)キ、キスしてもいいですか?」

「えっ。(タイプじゃないから目をつむって顔を見ないようにしよ。)あ、どうぞ。」

がおー。

僕はおじさんに襲いかかった。

野獣と化した。

まるでオオカミのよう。

って、普通は逆じゃないか?

僕だって、いやいや言いながら、襲われたいんじゃー!!

もうやだー。

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