困った。
僕はこう見えても(?)、年上好きのおじさん好き。
恥ずかしながら、年上の方に甘えたいという願望もある。
先日、珍しくこっち系の年上の方とお会いした。
メッセージのやり取りをしていて、時間が合うなら会いましょう、という軽いやり取りでホントに時間が空いていたため、会うことになった。
会ってお話だけで終わることの方が多い。
僕はお話だけでも楽しいからだ。
でも、今回は驚いた。
ダンディーでカッコイイおじさんだったからだ。
僕はヤバいっと思ってしまった。
嬉しいけど、僕に興味があるのかわからない。
会ってから、すぐにそのおじさんの家に行った。
これはそういう雰囲気だ。
僕はそういうことをやる気がない場合、家にはお邪魔しないようにしている。
お邪魔しちゃった。
ドキドキ。
こんなこと久しぶりだ。
どうしよう。
僕に気を遣ってくれてか、たくさんお話をしてくれた。
夜中になったので、寝ることになった。
とうとう始まる。
お布団を引いてくれて、隣に寝ることに。
ドキドキ。
「おやすみなさい。」
電気が消えて、真っ暗に。
ああ。
僕はこのおじさんに襲われるんだろうな。
早く、来てください。
数分経っても、何も起きない。
えっ。僕に興味がない!?
焦った僕は、起き上がり、その人に問いかけた。
「(かなり挙動不審に)キ、キスしてもいいですか?」
「えっ。(タイプじゃないから目をつむって顔を見ないようにしよ。)あ、どうぞ。」
がおー。
僕はおじさんに襲いかかった。
野獣と化した。
まるでオオカミのよう。
って、普通は逆じゃないか?
僕だって、いやいや言いながら、襲われたいんじゃー!!
もうやだー。