鈴木良太

2020年8月14日1 分

光永さんとの結果。

失敗だ。

絶対そういう関係にはならない。

そう確信した。

好きな人とは気まずい雰囲気になると相場が決まっているんだ。(僕の中では)

なんか一般論などで会話が弾むと、恋愛関係にならない。

光永さん。

仕事対する姿勢も真面目でストイック。

僕が好きな仕事の姿勢なんだけど、僕にはあまり興味がない。

コミュニケーションも高く、広くみんなと仲良くなれる。

だから、当たり障りのない会話で盛り上がれる。

僕はその中の会話の中でもチャンスを伺っていた。

光永さんとたこ焼きの話になった。

関西の方は割と家にたこ焼き機がある。

「僕、料理と工作は苦手ですけど、たこ焼きなら作るの好きです。」

「僕も、たこパ好きですよ。もう5年くらいやってないですけど。」

「じゃあ二人でたこ焼きパーティーしましょう。」

(えぇ〜!?)←光永さんの心の声。

もしかして、強引過ぎました?

その時の反応次第で脈があるかどうかわかる。

「あ、あはは。そうですね。(やるわけねーだろ。ヤロー同士で。)」

早かったのか。

でも、やっぱり、目かな。

目の奥をみたら、僕に興味があるかどうかはだいたいわかる。

光永さんの目の中は冷めた渇いた目をしてるんだよな。

あれは女好きの目のような気がするな。

残念だ。

リアル恋愛の道は遠い。

まあネタになるからいいのだけれども。

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