鈴木良太

2021年1月12日2 分

防寒対策から気付けば、ナルシスト。

先週から大阪も本当に寒かった。

真冬は、イヤーマフ、マフラー、革の手袋は必ずしているがそれでは足りなかった。

全然、この寒さを凌そうにない。

我慢とかそういう問題ではなかった。

手袋をしているのに、指が痛い。

指が痛くて、鍵やカードを出すことができない。

顔が痛い。

頭が痛い。

日常生活がまともに送れない。

このままではやばい。

ということで寒さ対策の段階を上げた。

手袋は二重にすることに。

革手袋の下に白い薄い手袋をはめた。

だいぶマシだ。

問題は顔面と頭。

こんなに冷たい風が当たると、顔と頭が痛いことを忘れていた。

以前、寒い地域に井戸沢さんと旅行に行った際に言われていたのに。

「もう。鈴木くん。ニット帽を被りなさい!!」

「絶対イヤ!!恥ずかしい!!」

そうなのだ。

ニット帽を被っている人たちを馬鹿にしているつもりはないが、僕は被りたくない。

ニット帽を被っている自分がすごくカッコ悪いような気が、小さい頃から思っていた。

井戸沢さんがどんなに言っても、買ってあげると言っても、駄々をこね続けた。

でも、結局頭を何かで覆った気がする。

あっ。

フードだ。

ダウンについているフードを被ったんだ。

思い出したので、フードを被った。

すると、ちょっと自分で自分がかわいいと思ってしまった。

なんか子どもみたいでかわいい。

ハッ。

僕はいい歳をしたおっさん!?

だめだだめだ。

甥っ子に笑われる!!

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