先週から大阪も本当に寒かった。
真冬は、イヤーマフ、マフラー、革の手袋は必ずしているがそれでは足りなかった。
全然、この寒さを凌そうにない。
我慢とかそういう問題ではなかった。
手袋をしているのに、指が痛い。
指が痛くて、鍵やカードを出すことができない。
顔が痛い。
頭が痛い。
日常生活がまともに送れない。
このままではやばい。
ということで寒さ対策の段階を上げた。
手袋は二重にすることに。
革手袋の下に白い薄い手袋をはめた。
だいぶマシだ。
問題は顔面と頭。
こんなに冷たい風が当たると、顔と頭が痛いことを忘れていた。
以前、寒い地域に井戸沢さんと旅行に行った際に言われていたのに。
「もう。鈴木くん。ニット帽を被りなさい!!」
「絶対イヤ!!恥ずかしい!!」
そうなのだ。
ニット帽を被っている人たちを馬鹿にしているつもりはないが、僕は被りたくない。
ニット帽を被っている自分がすごくカッコ悪いような気が、小さい頃から思っていた。
井戸沢さんがどんなに言っても、買ってあげると言っても、駄々をこね続けた。
でも、結局頭を何かで覆った気がする。
あっ。
フードだ。
ダウンについているフードを被ったんだ。
思い出したので、フードを被った。
すると、ちょっと自分で自分がかわいいと思ってしまった。
なんか子どもみたいでかわいい。
ハッ。
僕はいい歳をしたおっさん!?
だめだだめだ。
甥っ子に笑われる!!