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  • 執筆者の写真鈴木良太

カラスを飼ってるいるらしい。

最近、気のせいか、カラスが増えた気がする。



朝、仕事に行く前、ゴミ袋を漁っているカラスがいつもより多い。



たぶん、自粛期間中で、家にいることが多いため、ゴミの量が自粛期間前より多いのではないかと僕は勝手に思っている。



カラスがゴミ袋から、食べカスなどをつつきまくって、ゴミ袋が破れ、ゴミが風で飛ばされ、道路がゴミまみれになっていることがよくある。



仕方ないかな、と思いながら、いつも通り僕は仕事に行った。



仕事中、いつもの時間に「山本さん」はきた。



「お疲れ〜。」



山本さんは窓の方を見ながら、僕とはあいさつをせず。



「何かあったの?」



「すーちゃん。カラスがいっぱいいる。」



「うん。いっぱい外にいる。なんか大変。」



「も〜。すーちゃん。エサ与えてたら、あかんで〜。カラス飼ってるなんかさすがすーちゃんやな。」



「うん。カラスかわいい。うん。飼ってる。」



なに?



このやりとり?



何で僕がカラス飼ってることになるんじゃ!!



ちょっと腹立ってきたので、山本さんが帰る前に、腹をムニュッとさわってやった。



あっ。



やべ。



濃厚接触。







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