嫉妬ブタ。
- 鈴木良太
- 2020年5月17日
- 読了時間: 1分
僕はブタが好きだ。
小さいマイクロブタは、いずれ飼おうとけっこう本気で考えているからだ。
でも今回は嫉妬ブタ。
嫉妬ブタは可愛くない。
嫉妬ブタは僕なんだけど。
「あ〜。やっぱりその話そうやったんや〜。なるほどな〜。」
「えっ。何でその話、山本さん知ってるの?知らんと思ったから教えたのに。」
「あっ。ほら、そっちに野坂くんっているやん?その子に教えてもらってん。」
「ふ〜ん。」
後輩の野坂くん。
僕より、7歳ほど若い。
最近、結婚したばかりで男に興味はおそらくない。
ってことがどうでも良いほど、僕の心は暗黒に満ち溢れた。
この圧倒的、嫌悪感やばい。
腹が立ちすぎる。
自分でも何でこんなに嫉妬に狂うのかわからない。
ただ、僕自身の精神状態を分析した結果、片想い中のトラックドライバー「山本さん」が、僕より年下の男と女と仲良くしてると、嫉妬ブタになるということがわかった。
ぶー。
もー。明日から、口も聞きたくない。
って、以前は本当にそれを実行してたので、なんて情けない。
仕事なのに、そういう感情をあらわにするなんて、本当に自分が未熟者であると痛感する。
何とか、抑えよう。
でも、内心、嫉妬ブタ!!
ブーブーぶー!!!
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