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  • 執筆者の写真鈴木良太

「私が死んだら悲しいですか?」って言われても。

僕は週末、バイトをしていることが多い。



先日もまだ二十歳にもなっていない大学生の女の子とバイトをした。



「佐々木さん。」



明るくて元気のいい子。



たぶん若い女の子が好きな男だったら、好きになるんだろうな。



とにかく仕事中、ずっと僕をみてくる。



好意をもっているとかじゃない。



なんか僕の仕事の様子を観察して、ちくいち報告をしてくるのだ。



「鈴木さん。そんなやり方でやってるんですね。みんなと少し違いますね。」



「えっ。30代なんですね。おじさんとは思ってなかったです。」



「30代でもいいと思います。たぶん『松田聖子』とか好きな世代なんですよね?」



なぜだろう。



僕のテンションがどんどん下がっていく。



これはしんどいということなのだろうか?



「なんか鈴木さん。私に冷たいです。私が死んだら、悲しくないですか?」



えっ。



そこにそんな話題を持ってくる?



「うっうん。悲しいよ。死んだら悲しい。(心はこもっていない。)」



僕はちょっと困ったな。



僕も好きな人にだったらそういうくだらない話をしてみたいと思うけど、そんなくだけた関係でもなかったらちょっといやだな。



若い女の子って大変だ。



佐々木さんだけかもしれないけど。










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