僕が、ゲイ用のTwitterを始めたのは、去年の夏くらい。
それまでTwitterのアカウントは、何個か持っていたが、検索でゲイ関係を調べることがなかった。
なぜか、思いつきもしなかった。
3〜4年前に、ゲイバーで仲良くなったおじさんが、ゲイ用でTwitterをしてると聞いて、ふ〜んという感じだった。
なぜ、ゲイ用でTwitterを今更ながらしたかというと、Twitterをやるまでゲイのコミュニティーが一切なくなっていたからだった。
友達にゲイはいない。
知り合いのゲイの人は疎遠に。
性的な関係の人はもちろんいない。
ゲイバーには行っていない。
ゲイ用のアプリもやったことがない。
休みを作らないように用事を入れまくった結果、自分がゲイであることを忘れそうなくらい。
片想いの相手(山本さん)がいたから、ゲイ活しなきゃってならなかったのかもしれない。
去年の夏頃、急に予定がなくなってヒマになった。
何をしたら良いのか、わからない。
とりあえず、下着の整理から始めた。
僕が普段、履いているボクサーパンツは、3枚組980円くらいものが多い。
どこのブランドかよくわからないものばかりだ。
あれ?
一枚だけ、なんかやらしいパンツがある。
それは以前仲良くしていたおじさんにもらった「TOOT」のセクシーなパンツだった。
懐かしいな。
あのおじさん元気かな?
それより、ちょっとこの下着履いてみよう。
股間がもっこりして、やらしい。
僕は、やらしい下着が気になって、思い切って楽天市場で同じような下着を3枚買った。
届いてから、履くのが楽しみだな。
さて、次は。
やっぱりせっかくゲイに生まれたんだから、このセクシャリティーを大いに生かさないともったいないよな。
山本さんのことが好きなのは変わってないけど、報われなさそうだし、ゲイのコミュニティーを持ってた方が人生の視野が広がるかも。
ということで、ゲイ用のTwitterを作成した。
わ〜緊張する。
みんな裸をのせてたり、エッチなのものせてんだな。
まず、アイコン考えなきゃ。
アイコンを考えているうちに数日が経ち、楽天市場で買ったセクシーな下着が送られてきた。
わっ。すごい下着がきたな。
よし。履いてみよう。
こんなん履いて仕事に行けねーな。
恥ずかしい。
あっ。
Twitterで下着姿のアイコンの人いたな。
じゃあ僕もそうしよう。
パシャッ。
お風呂場で僕のセクシーパンツ一枚の写真ができた。
僕の前回のTwitterのアイコンである。
思いのほか反響があり、イケメン扱いされた。
写真ってすごい。
こうして、Twitterでゲイ活の第一歩が始まった。